【初心者向けガイド】エレクトーンの楽譜とレジストデータの基礎知識

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エレクトーンの楽譜はどう探せばいいの?
そもそもエレクトーンの楽譜の読み方が分からない
レジストデータって何
レジストデータってどう使うの?どこで手に入れるの?

エレクトーンを始めるには、楽譜やレジストデータについて知っておくことが必須です。

でも、専門的すぎてよく分からないですよね。

そこでこの記事では、エレクトーンをこれから始めようとしている人や、始めたばかりの初心者さんに向けて、エレクトーンの楽譜とレジストデータについて、分かりやすく丁寧に説明しています

独学でエレクトーンを楽しみたい人も、この記事を読めば、どこでどうやって楽譜を探したらいいのか、レジストデータはどう使ったらいいのかがよく分かります。

ぜひ参考にして、エレクトーンライフを楽しんでくださいね。

目次

エレクトーンの楽譜とレジストデータ

エレクトーンを演奏するために、楽譜とレジストデータは必須です。

楽譜とレジストデータはそれぞれ、

  • 市販のものを購入する
  • 自分で作る

どちらかで用意します。

楽譜もレジストデータも自分で作るのは上級者向けの楽しみ方なので、ここでは、市販の楽譜とレジストデータを購入して楽しむ方法をお伝えしますね。

エレクトーンの楽譜

エレクトーンの楽譜はどんな楽譜?

エレクトーンの楽譜は3段譜と言われるものが一般的です。

なぜ3段なのかというと、エレクトーンには、3つの鍵盤があるからです。

  • 上鍵盤:主に右手で弾く
  • 下鍵盤:主に左手で弾く
  • 足鍵盤:主に左足で弾く

上2段が上鍵盤と下鍵盤の楽譜、いちばん下の段が足鍵盤の楽譜です。

上2段だけだと、ピアノと一緒ですね。そこに足鍵盤用の楽譜が1段追加されたというイメージです。

上2段の楽譜は、ピアノと同じように、基本的には上の段の楽譜を上鍵盤で右手で弾き、下の段の楽譜を下鍵盤で左手で弾きます。

中級より難しい曲になると、曲によっては、「下鍵盤を右手で弾く」「上鍵盤を左手で弾く」といった指示が楽譜に書いてあることもあります。

きみどり

基本は、いちばん上の段は上鍵盤を右手で、真ん中の段は下鍵盤を左手で、いちばん下の段は足鍵盤を左足で弾くと覚えておけばOKです。

楽譜の難易度、グレードについて

エレクトーンの楽譜は、同じ曲でも様々な難易度でアレンジされています

楽譜の難易度は、「上級」「中級」「初級」と表されているものもあれば、「グレード」という級で表されているものもあります。

「上級」「中級」「初級」は分かりやすいですが、「グレード」は、ヤマハで示されている難易度です。

「グレード」は、ヤマハの演奏グレードで、3級~10級まであります。若い数字の方が難易度は難しくなります。

ヤマハでは、3級~5級は「指導者を目指す人のためのグレード」と言われており、難易度はかなり高めです。6級~10級は「学習者のためのグレード」と言われており、初級から中級の難易度になります。

趣味でエレクトーンを楽しむ場合、楽譜の難易度は

10級 入門レベル
9級~8級 初級レベル
7級~6級 中~上級レベル
5級~3級 上級(指導者)レベル

と、とらえておけば分かりやすいと思います。

エレクトーンの楽譜の選び方

では、自分に合った楽譜はどう選べばいいのでしょうか。

まず、楽譜は読めるけれど、ピアノもほとんどやったことがないという超初心者さん。超初心者さんは、迷わず、「入門」や「初級」、「グレード10級」から探しましょう

最初から難しい曲をやろうとすると挫折しやすいので、まずは簡単な楽譜でエレクトーンに慣れるところから始めることをおすすめします。

子どもの頃に数年ほどピアノを習っていたという方。「エリーゼのために」くらいまで弾けるなら、「グレード9級」や「グレード8級」からスタートするのがおすすめ。

9級や8級の楽譜なら、比較的すぐに読めて弾けるようになると思います。弾けるようになってきたら、7級にもチャレンジしていきましょう。

ピアノを中学・高校以降もピアノを習っていたという方は、弾くことにはかなり慣れていると思います。ショパンやベートヴェンのソナタも弾いていたような方であれば、エレクトーンの楽譜は「グレード7級」「グレード6級」でも簡単に見えると思います。

ただ、簡単に見える楽譜でも、ピアノと違って足鍵盤があるので、最初は難しいです。「グレード8級」の曲を試しに選んで弾いてみることをおすすめします。

まずは簡単な楽譜で、両手と足で演奏することに慣れておくと、難易度が高くなってもスムーズに弾けますよ。

きみどり

ちなみに、高校卒業までピアノを習い、その後も趣味で弾いていた私も、「グレード8級」からスタートしました。足鍵盤に慣れてくると、「グレード7級」でも比較的すぐに弾ける感じです。「グレード6級」は練習すれば弾けるといった感じ。

エレクトーンの楽譜はどこで手に入れる?

エレクトーンの楽譜の入手方法を4つ紹介します。

  • ぷりんと楽譜で購入
  • ネット通販で楽譜を購入
  • 楽器店で楽譜を購入
  • 月刊エレクトーンを購入する

ぷりんと楽譜で購入

ぷりんと楽譜で購入する、これがいちばんおすすめです。

なぜかというと、購入したらすぐに手元に用意できるからです。楽器屋で購入となると、わざわざ楽器屋さんまで行かなくてはなりません。ネット通販は、わざわざ行く必要はないけれど届くまで時間がかかります。

ぷりんと楽譜での購入なら、決済が完了したらすぐに手に入るから、「弾きたい」と思ったときにすぐに弾けるんです。

鉄は熱いうちに打てではありませんが、弾きたい気持ちが強いうちに練習を始めた方が、モチベーションが高いから練習もはかどります。

さらに、ぷりんと楽譜なら、欲しい曲が1曲から手に入ります

楽器屋やネット通販で売られている楽譜は、複数の曲が収録された冊子で売られています。弾きたい曲は1つなのに、弾かない曲が何曲も入っているのはちょっと無駄だなと思ってしまうこともあるでしょう。

複数の曲が収録されているので、お値段もそれなりになります。

きみどり

必要な曲だけ購入したいなら、ぷりんと楽譜で探すのがいちばんです。

ぷりんと楽譜で購入した楽譜は、

  • スマホやタブレットを使って見る
  • 自宅でプリンターを使って印刷する
  • コンビニで印刷する
  • ヤマハ特約楽器店にで印刷する

という4つの方法から選んで利用します。

おすすめは、自宅のプリンターを使って印刷。楽譜は少なくて2ページ、多くて8ページ以上あります。印刷して広げてみた方が見やすいです。

画面の大きなタブレットがあるなら、そちらで楽譜を見るのもおすすめ。

楽譜は細かいので、画面の小さなスマホやタブレットで見るのはおすすめしません。

ぷりんと楽譜での購入について詳しく知りたい方はこちら(後ほどリンクします)

ネット通販で楽譜を購入

ネット通販で調べると、たくさんの楽譜が見つかります。欲しい楽譜を検索してすぐに見つけられるし、自分で買いに行かなくても届けてくれるのがネット通販のいいところです。

新しい曲を収録した楽譜が、次から次へと販売されていて、楽譜の数も多いです。

難易度や収録曲をよく見て、自分に合った楽譜を探しましょう

楽器店で楽譜を購入

楽器店に行って購入する方法もあります。楽器屋では、実際に楽譜の中身を見ることができるというメリットがあります。自分が弾ける楽譜なのか、どんな感じの楽譜なのか、購入前に確認したい人にとっては、楽器店で探すのもいいと思います。

ただ、近くに楽器店がないという方にとっては、なかなか難しい購入の仕方だと思うので、その場合は、ネット通販やぷりんと楽譜の方が探しやすいかもしれません。

月刊エレクトーンを購入する

月刊エレクトーンを購入することでも、楽譜を入手することができます。月刊エレクトーンは、ヤマハが発行している唯一のエレクトーンの専門誌です。

月刊エレクトーンにはエレクトーンの楽譜だけでなく、エレクトーンに関する情報がたくさん載っています。プロによる役立つ講座や、レジストレーション作りのコツ、エレクトーン機能の使い方、プレイヤーのインタビュー、イベントやコンサート情報など、様々です。

エレクトーン初心者にはちょっと難しい話も多いのですが、エレクトーンの世界を知ることができるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。定期購読も可能です。

月刊エレクトーンの楽譜は、様々な難易度の様々な曲が載っいて、毎月収録されている曲は違います。

ただ、月刊エレクトーンに載っている弾きたいと思った曲が、自分のレベルに合っているとは限りません。

きみどり

月刊エレクトーンは楽譜も載っていますが、楽譜目当てというよりも、エレクトーンの情報が欲しいという方に合っています。

レジストデータ

レジストデータとは

楽譜と合わせて、エレクトーン演奏に欠かせないレジストデータ。

レジストデータとは、演奏するために必要な音色やリズムの設定情報です。どこの部分でどんな音色とリズムを鳴らすのかというものがプログラムされています。

レジストデータをエレクトーンに読み込んで再生すると、設定されたリズムが楽譜通りに流れ、鍵盤を押すと設定された音色が鳴ります。

流れてくるリズムに合わせて弾けば、演奏が完成するというわけです。

You Tubeのエレクトーン演奏動画を見ると、演奏を始める前にぽちっとボタンを押しているのが分かると思います。ボタンを押すことでレジストデータを再生しているんです。

レジストデータの使い方

では、レジストデータはどう使うのでしょう?

市販の楽譜には、その楽譜に合わせて作られたレジストデータがあります。楽譜と合わせてレジストデータも購入すれば、そのレジストデータをエレクトーンで再生するだけで使えます。

レジストを自分で作るという方法もありますが、難しいのでここでは省きます。

楽譜に合わせたレジストデータを購入したら、USBにデータをうつします。そして、そのUSBをエレクトーンに接続して呼び出し、再生します。

レジストデータの入手方法

レジストデータは、ヤマハミュージックデータショップで購入できます。

ぷりんと楽譜で購入した楽譜のレジストデータも、楽器店やネットショップで購入した楽譜のレジストデータも、月刊エレクトーンの楽譜のレジストデータも、全てヤマハミュージックデータショップで購入可能です。

膨大な数のレジストデータがあるので、自分が用意した楽譜に合ったレジストデータを検索して見つけましょう

ヤマハミュージックデータショップで、楽譜に合ったレジストデータを探す方法(後ほどリンクします)

まとめ

今回は、楽譜とレジストデータについて、初心者向けに分かりやすく説明しました。

楽譜もレジストデータも、エレクトーンを演奏するために必要なものです。弾きたい曲の楽譜を用意し、それに合わせたレジストデータを探す方法がおすすめです。

楽譜はぷりんと楽譜、ネットショップ、楽器店などで購入、レジストデータはヤマハミュージックデータショップで購入できます。

初めてエレクトーンを楽しむ方、始めたばかりの方は、自分が思うよりも簡単な楽譜で、まずはエレクトーンの両手と足を使った演奏に慣れましょう。慣れてきてから難易度を上げるのがおすすめです。

このブログ『エレクトーンLABO』では、市販の楽譜とレジストデータを使い、【ELB-02】で演奏して楽しむ方法を詳しく説明しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

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