エレクトーンを始めたいけれど、エレクトーン本体の他に何か必要なものはある?
エレクトーン本体が必要なのは分かるけれど、エレクトーンを楽しむために必要なものが他にあるのか、教えてくれる人がいないとよく分からないですよね。
この記事では、エレクトーンをこれから始める人、エレクトーン初心者に向けて、エレクトーンを楽しむために必要なものをお伝えします。
エレクトーン初心者が用意するべきものにしぼって説明していくので、ぜひ参考にしてください。
エレクトーンを始めるために必要なもの
エレクトーン本体
USBメモリ
パソコン
楽譜
レジストデータ
エレクトーン初心者が最初に用意すべきものは、以上の5つです。
1つずつ詳しく説明します。
エレクトーン本体
まずエレクトーン本体です。
キーボードやシンセサイザー、電子ピアノやピアノといった他の楽器では代用できません。必ずエレクトーン本体が必要です。
なぜなら、エレクトーンには足鍵盤があるからです。足鍵盤のある楽器はエレクトーンだけ。これを他の楽器で代用することは不可能です。
また、エレクトーンは専用のレジストデータがあり、それを再生して流れるリズムや音色に合わせて演奏を楽しむという弾き方をします。
このレジストデータも、他の楽器で再生することはできません。
指を動かす練習ならキーボードやピアノでも可能ですが、両手と足で3つの鍵盤を弾くという演奏方法はエレクトーンならではです。
他の楽器でエレクトーンの演奏を代用することはできないので、必ずエレクトーンを用意しましょう。
USBメモリ
USBメモリも必須です。
USBメモリを何に使うのかというと、主に、レジストデータを保存・管理するために使います。
レジストデータは、その曲のリズムや音色を設定したデータのこと。このデータを再生して流れてくるリズムや音色に合わせて演奏するのがエレクトーンです。
レジストデータについては、こちらで詳しく説明しています
他にもUSBメモリは、エレクトーンで演奏した音を録音し、それを保存・管理することにも使えます。
USBメモリには様々な種類がありますが、どれでもいいというわけではありません。必ず動作確認済みのUSBメモリを使いましょう。
ヤマハの公式サイトに、エレクトーンに使用できる動作確認済みのUSBデバイスについて載っているので、そちらを確認してください。
ヤマハの公式サイト:【エレクトーン】どんなUSBメモリでも使えますか?
パソコン
エレクトーンになぜパソコン?という疑問がわきますが、実はパソコンも必要です。
パソコンは、
- レジストデータを購入する
- 購入したレジストデータをUSBに保存したり管理したりする
ということに使います。
購入したレジストデータは著作権保護のためにプロテクトがかけられています。USBへの移動には「ミュージックソフトダウンローダー」という専用のソフトをパソコンにダウンロードして使う必要があります。このソフトは無料です。
もし「ミュージックソフトダウンローダー」を使わずに通常のファイルと同じように取り扱ってしまうと、データが破損してしまうおそれがあるので注意が必要です。
他で代用はできないので、必ずパソコンと「ミュージックソフトダウンローダー」を用意しましょう。
楽譜
続いて楽譜です。
自分で作曲やアレンジをする場合には必要ないですが、初心者の方のほとんどは、楽譜を使って演奏を楽しむと思うので、楽譜の準備は必要です。
楽譜は、初心者の方でも弾けるやさしい難易度のものから、中級、上級と、様々な難易度でアレンジされた楽譜がたくさん販売されています。
曲のジャンルも様々で、アニメ曲、ドラマや映画の主題歌、クラシック、ジャズなど、多岐にわたります。最新曲の楽譜も手に入ります。
さらに、オーケストラアレンジや吹奏楽アレンジ、チャイナバージョンなど、アレンジの仕方も様々です。
楽譜の購入はぷりんと楽譜がおすすめ。たくさんある楽譜の中から、自分の好きな曲を検索して見つけられます。さらに、好きな曲を1曲から購入できるので経済的です。
自分のレベルに合った曲を選ぶことで、スムーズに練習が進みます。さらに、好きな曲だとモチベーションも保てていいですね。
レジストデータ
最後に、レジストデータです。
レジストデータとは、その曲の音色やリズムを設定したデータのこと。楽譜と合わせて購入することで、すぐに利用できて便利です。
レジストデータについて詳しく知りたい方は、こちらで説明しているので参考にしてください。
まとめ
エレクトーンを始めるために必要なものは、次の5つ。
エレクトーン本体
USBメモリ
パソコン
楽譜
レジストデータ
これらを用意することで、初心者でもエレクトーン演奏を楽しむ環境ができあがります。
USBメモリには、動作確認済みのものを選びましょう。また、パソコンで専用ソフトを使ってレジストデータをUSB目盛りに移す必要があるので、注意してください。
『エレクトーンLABO』では、市販の楽譜とレジストデータを使って、エレクトーンのベーシックモデル【ELB-02】を演奏して楽しむ方法を解説しています。ぜひ他の記事も参考にして、エレクトーンライフを楽しんでくださいね。